高血圧の種類

血圧は日中活動しているときには高くなりますが、睡眠中は下がります。
1日のうちでも、活動の状況によって変化しますし、緊張や不安でも高くなります。

しばしば耳にすることですが、家庭で血圧を測定すればさして高くないのに、病院で測ると高い血圧となる方がいます。
これは「白衣高血圧」と呼ばれる状態です。

その一方で、普段家庭で測定ですると高血圧であるのにもかかわらず、診察室では正常血圧となる方がいます。
このような現象は「仮面高血圧」と呼ばれます。原則として、自宅での測定値がより正しいその方の血圧とみなされます。

なお、家庭では朝食前に2回の血圧を実施するように進められています。
その理由は、心筋梗塞や脳卒中の発症は、朝、起床後に多発するからです。

一般に、最大血圧(収縮期血圧)が140mmHg、最小血圧(拡張期血圧)が90mmHg以上のときを高血圧といいます。
そして最大130~139mmHg 、あるいは最小85~89mmHgのときには正常高値血圧といい、正常と高血圧の境界にあると考えられています。

高血圧の原因はさまざまです。
加齢(動脈硬化)、腎臓障害、心臓障害、ホルモンの異常などによるものがあります。

原因がはっきりしないものは本態性高血圧と呼ばれます。
この本態性高血圧では遺伝的素因、環境、ストレス、食生活などが複雑に絡んでいます。

動脈硬化は高血圧を招き、高血圧は動脈硬化を悪化させます。
その結果、脳卒中や心筋梗塞などの心臓血管系の病気が起こりやすくなります。