リンゴのすりおろし効能効果
リンゴ酸、クエン酸などの酸類とカリウムが腸を刺激し、さらにペクチンが整腸作用をするリンゴは、下痢をしている人にも便秘で悩む人にも毎日食べてほしい果物です。
下痢の場合は、皮をむいてすりおろし、温めて食べますが、便秘の場合はそのまま、まるかじりか皮付きのまますりおろしてヨーグルトをかけるのがおススメです。便秘を治し、胃腸をすっきりときれいにしてくれます。
ひどい下痢がようやく治まり、回復期におすすめなのがリンゴのすりおろしです。
ドイツでは、腸炎のときはリンゴのすりおろしと紅茶だけですごすそうです。
こうしたお腹をいたわる昔ながらの療法が、今でも行われているのですから、効果の程は確かです。
これはリンゴに含まれるペクチンに便をかたくする働きがあるためです。
消化が悪くて腸を刺激する皮は、必ずむいてすりおろすのが大切です。
冷たいままではなく、人肌程度に温めてゆっくり少量ずつ食べます。
消化吸収が良いので胃に負担をかけず、下痢で弱った腸をやさしく保護します。
子供には、無理にすりおろしを食べさせなくても、リンゴジュースを積極的に飲ますのでもかまいません。