にんじんのすりおろし

にんじんは強壮、冷え症を治す食べものとして、中国では大変有名です。
にんじんには、血を作り血行をよくするビタミンAと鉄分が豊富に含まれています。
体を温め食欲を増進させる効果が高いので、体力がなく冷えが激しい人に特に、食べてもらいたい野菜の一つです。
にんじんをすりおろして酢少々を混ぜたもの大さじ1杯をご飯と一緒に食べることを習慣化すれば、冷え症はかなり改善されるでしょう。
人参のつき汁
中国の昔の薬物書や医学書にも書かれていますが、にんじんには五臓六腑(ごぞうろっぷ)をあたため、血を補う作用、胃を丈夫にし、食欲を増進させる作用があります。
このため体力がなく、冷えやすいといったタイプの人には特に効果があります。
古くからすすめられているのがにんじんのつき汁です。
にんじんをよくついて、汁をとり、それにハチミツを加えるだけの簡単な飲みものです。
これは冷えを伴うのぼせにも効果があります。
また、すりおろしたにんじん大さじ1杯をあたたかいご飯にのせ、しょうゆをたらして、1日1回食べても良いでしょう。
人参のつき汁の作り方
- にんじん500gを適当な大きさに切り、すり鉢でよくつく
- 1.をガーゼに入れ、しぼる
- 2.の汁にハチミツ大さじ1を入れて飲む